INDIGO DREAMING -4ページ目

なんちゃって起業?

週始めにインターネットでニュース読んでたらAERAのこんな記事を見つけた。

「なんちゃって起業熱」が蔓延 下流脱出は幸せか

この記事を読むと、なんか私は単なる社会ブームに乗せられてるだけなのかな~と思ったりする。
主婦の起業熱も高いしな~。

記事にはこう書いてある

『「なんちゃって」も「とりあえず」も起業を望む彼らに共通するのは、現状に対する閉塞感、将来への焦燥感だ。このままではまずい。5年後、10年後には「不自由な将来」が待っているんじゃないか。』

そうそう、そうなのよ~
発想がどちらかというと後ろ向きなのだ・・・
できれば働かないで暮らせたらいいのにな~って思ってるし・・・

3年前にはネットでポイント集めだのアンケートモニターだのアフィリエイト等やってみて
別収入の道を探していた。
エコ商品しか紹介する気がなかったから今までの3年間で得た収入は多分3~4万。
社会勉強にはなったが時間のムダだった

去年は週末ライター業をはじめて1年で6万近く稼いだ。
アフィリエイトよりは効率が良いが
本業にはとてもなりそうもない。

フリーランスライター志望も供給過剰なくらいいるということを知った。
「何でもやります!」みたいに安売りしてる人多いし・・・
おいしい仕事しかやらない、というスタンスが保てるのは私が会社勤めであるからに他ならない。


ジェレミーの秘書になってアリ地獄に落ちた2年前にはマジで転職を考えた。

ある日系企業と天秤にかけてサンディーにポジション替えを要請した。

ポジションが替わった時に年収が50万くらいUPした。

こちょこちょと別収入の道を探して逃避するより、さっさと問題に正面からぶつかった方がずっと良かったと思い知らされた。


エネルギーは分散して使ってては効果が上がらないのだ・・・

って頭ではわかってんだけどね・・・。

最上 悠
ココロの筋トレ~ストレスをエネルギーに変えるトレーニング

家なき子*

繰り返し繰り返し同じ夢を見たっていうことは

一人で幼稚園から歩いて帰るのが相当トラウマになっていたというわけだ



朝は父が会社に行く途中に車で送ってくれていたし

週に1~2回は母が迎えに来て幼稚園後にヤ○ハオルガン教室に通っていた

それ以外の日は自分で歩いて帰っていたということになる

年子の妹が幼稚園に一緒に通い始めるまでのことだから4歳のときの一年間ということになる

大人が歩けば10分~15分の距離も4歳の足では30分くらいかかったと思う

二通りの帰り路があったが、急な下り坂か怖い犬という難関を選択しなければならなかった


途中でおしっこをもらしそうになったこともある
(もらしたこともあったかも知れない)

間違って階下のご近所さんのドアを開けてしまったこともある
(酔っぱらった父も同じ経験があるが・・・)

どんなに誰かと一緒に帰りたいと思ったことか・・・

悲別にいた頃は、幼なじみのゆっくんがいたのに・・・


夢になったトラウマのことを最近になって母に話す機会があった

母はこう言った

「ごめんね~、
あの時は田舎から引っ越して来たばかりで、
誰も知り合いもいないし、
癇癪持ちのミヨちゃん(妹)は目が離せなかったし、
ご近所に頼れるような人もいなかったし、
お父さんは新しい職場に慣れなくてノイローゼ気味だったし、
本当にお姉ちゃんには負担かけちゃったね~。」


そんな事情であったとは今になって理解したが

あの時は家の空気から敏感に感じてたんだろうな~

しっかりしなきゃ

両親に心配かけないようにしなきゃって・・・


由井 寅子
キッズ・トラウマ―子供の罹る病気、成長過程で遭遇するショック・トラウマのために。大人のインナーチャイルドにも対応。

続・家なき子

この夢 は私の人生の中で一番多く見た夢だ

夢というより夢シリーズと言った方がいい

帰り道の選択や家の探し方にいろんなバージョンがあるのだが

夕闇が迫って来ても家が見つからずに焦りまくるというパターンは同じだった


幼稚園の通園期間に数えきれないほど見たので

そのうち「また今日も家が見つからないのかな~」と

イヤな予感を抱えながら帰路につく夢に変わった


更にしばらくすると自分が夢の中にいることに気がつくようになり

家を探しながら「またこの夢か~、勘弁して~」と思うようになった


しかし何ヶ月も何十回も同じ夢を見続けると

さすがにワンパターンな展開に飽きている自分がいて

ある日突然、別の展開が訪れた



見知らぬ男の子登場!


その男の子は「どうしたの?」と心配してくれ

一緒に家を探してくれたり、気晴らしに遊んでくれるようになった

男の子が住んでいる山の向うまで遊びに行くこともあった

夕闇が近づいて来て家を探さなきゃと思うと急に憂鬱になるのだが

だいたいそのあたりでいつも目が覚める

一人っきりで終始緊張しているより随分と楽になった


現実の世界では何も変わらなかったけれど・・・

空想の世界に逃避するということを夢の中で学んだのかもしれない

松井 るり子
七歳までは夢の中―親だからできる幼児期のシュタイナー教育

夢の分析は次回

家なき子

幼稚園からの帰り路

今日はどっちの路を通ろうかな

一つの路はとっても急な下り坂
もう一つの路はワンワン吠える犬がいる

犬はやっぱりこわいから下り坂を通ろう

急斜面の坂は立って歩くとつんのめって転びそうになるの

誰かの手につかまりたいけど独りぼっちだから

お尻を地面につけてずり落ちるようにゆっくり下った

それからまた別の坂を登って

団地群の中から私のアパートを探す

一番てっぺんの7号館

あれだ

4階まで上って「ただいま」とドアを開けたら

見知らぬ人の家だった

もしかして階を間違えた?

屋上まで上ったり地下まで下りて探しまわったがうちがない

アパートの入り口を間違えた?

別棟を探しまわっても見つからない

うちはどこ?

焦りがつのって心臓がドキドキしてくる

どこかに消えちゃった

夕暮れがもうそこまでせまっている

うちはどこ?


つづく



鈴木 雅子, 椎名 篤子
家族の中の迷子たち―児童精神科医たちが診た衝撃のドキュメンタリー・コミック


退職手当

火曜日のランチ時間に同僚のキャンディがいいことを教えてくれた。

長期勤続休暇法が今年の1月1日から改正になったそうだ。

こちらでは同じ職場で10年勤続すると約2ヶ月分の長期勤続休暇が付与されるのだが、その後、休暇を使わずに退職した場合にはその分が未消化分として支給される。
こちらには退職金のようなものはないので、この未消化支給分が長期勤続者の退職金代わりとなる。(いろいろな休暇の説明はこちら

私は今年の2月で勤続8年を迎えるが、多分10年も居座ることはないだろうから退職金は実質なしだな~と思っていた。

ところが今回の法改正で、勤続7年を超えて退職する場合は、10年に満たなくても比例分の長期勤続休暇が出ることになった。
しかも何か悪いことをしてクビになった場合でも適用されることになったそうだ。

つまり、私が今クビになったとしても給料1ヶ月半分くらいが支給されるってわけだ。
まるで私のために改正された法律って感じである。
ありがたや、ありがたや。

なんか背中を押されているような感じ。
早く飛び立ちなよって・・・

退職生活研究会, 宍倉 丈夫
退職サポートハンドブック―退職金・雇用保険・健康保険・厚生年金・税金・再就職安心の手引き

闇の中で*

で、前回の夢 の分析だけど・・

夢を見た当時はもちろんわかるはずないけど

今になって思い返してみれば、分析もクソもないそのまんまの夢だよな~。


友達の子供などを観察していてもわかるけど

5歳になるってけっこう身構えちゃうものなんだ。

5歳以下の子供にとって「5歳」っていう響きはものすごく大きい。


問題はこの夢を今の今まで忘れずに覚えてるってことかも知れない・・・

それくらいこの夢は私にとって強烈だった。

こわかった。

早く大人にならなきゃっていう強迫観念にとらわれていた。


夢の中では私が母を独占していたけれど

現実の世界では泣き虫の妹が母を独占していた。


私は大人にならざるを得なかった。

プレッシャーに押しつぶされそうだった。

でも本音は母の子宮の中に戻りたかったのかもね。


桜井 茂男, 向井 隆代, 浜口 佳和
子どものこころ―児童心理学入門


闇の中で

私と母と二人きり

向かい合って正座していた

真っ暗闇の中で

二人の姿がスポットライトに当たり

宙に浮かびあがっていた



他には誰もいない


「今日から私、5歳だからもう大人になるんだよね」

「これから一人でしっかりお留守番も出来るようになるんだよね」



本当は不安でしょうがない


「大丈夫だよね」


「大丈夫だよね」


「そうよ、もう大人だから心配することないのよ」という母の返事が欲しくて

何度も何度も聞いていた。


「もう大丈夫だよね」

「もう大丈夫だよね」

私の声だけが、答えのない闇の中でこだましていた。



・・・・・・・・・・・・・・・・・

この夢は5歳の誕生日を目前に控えて見たもの。
分析は次の記事

トルーマン カポーティ, Truman Capote, 村上 春樹
誕生日の子どもたち

タイトルに込めた想い

今回のブログのタイトルはインディゴ・チルドレンのインディゴにちなんでいる。
何年か前にインディゴ・チルドレンのことを知ったとき、彼らの特徴がまるで昔の自分みたいだと思って共感を覚えてしまった。

小さい頃から子供らしくない生意気なガキだった。
いじめに遭った。
自分だけの空想の世界に生きていた。
いつの間にか自分の使命は地球を救うことだと信じていた。

もちろん自分がインディゴ・チルドレンだと言うわけではない。
まず世代が違うし・・・(笑)
直感は鋭い方だと思うが特殊能力をもっているわけでもない。
インディゴ・チルドレンとよくセットで語られるニューエイジ系の話にも傾倒はできない。

ただ、私がインディゴ・チルドレン的な側面を身につけることになった過程をこのブログでたどってみることは、自分の将来を考える上で有益であると思うのだ。
これは私個人のみの問題にとどまらず、ある意味多くの人に共通する問題でもあると思っている。
何故なら、私の生い立ちは特殊な環境というよりは極めて典型的なモラトリアム世代のものなのだ。
「核家族」「団地」「カギっ子」「いじめ」
当時話題になったこれらのキーワード全てが私の人格形成に影を落としているのだから。

ところで、インディゴ・チルドレンの名前の由来は彼らのオーラの色がインディゴ(藍)であることに由来するそうだが、以前読んだ瞑想関係の本に子供の時のオーラは普通青いから未熟な者のことを「青い」という言い回しがあるのだというような説があった。

まあ、オーラの色はともかく私はいい年してかなり「青い」。
老獪な大人になり果てるよりは、「お前、青いな」と言われて本望である。
タイトルの「インディゴ」にはそんな意味も込めてある。

「ドリーミング」のほうはそのまま夢見のことだが、アボリジニやインディアンの「ドリーミング」を念頭に入れている。
自然と一体化した先住民族の世界観こそ現代の殺伐とした世界に必要なものだから。

リー・キャロル, ジャン・トーバー, 愛知 ソニア
インディゴ・チルドレン―新しい子どもたちの登場

ロバート モス, Robert Moss, 山田 雅久
コンシャス・ドリーミング―アボリジニやネイティブ・アメリカンのシャーマンたちから学んだ夢見の技法

最初の記憶

自分が生まれたときのことを記憶している人がいるが、私の人生の一番最初の記憶は離乳食の頃だ。
この時の記憶はその時点からずっと覚えていたものではなく、あることをきっかけに思い出したものだ。私の経験でいうとビデオや写真を少し後で見せられたりという「きっかけ」により早いうちに思い出した3才くらいまでの感情はその後も忘れずに覚えている。
(ちなみにその時点からずっと忘れずに覚えていた最初の記憶は3才の頃のある事件 だ。)

離乳食の時の記憶は一時すっかり忘れていたのだが中学生の時に突然思い出したのだった。

中学生の時、飼っていたつがいのインコから6羽のヒナが誕生した。
親鳥が生育の悪いヒナ達のえさやりを放棄したので人間が代理でえさをやることになった。

ヒナの胃袋がパンパンになって爆発しそうになるまでスポイドでえさを流し込む母。

「そんなに詰め込んだら可哀相だよ~。」

「これくらい入れておかないといけないのよ。必要量なんだから。」

母は結婚して専業主婦になるまでは准看護婦として働いていた。
全てを効率よくテキパキとこなす。一羽、二羽、三羽。

羽毛の生えていないヒナ達のお腹から粟玉が透けて見える。

その時、突然自分が赤ん坊だった頃の感情が甦ってきた。

母が私の口の中に離乳食のスプーンをむりやり押し込む。

口の中がいっぱいでなかなか呑み込めない。

母が「はい、アーンして、アーン」と急かす。

まだ口の中に半分残ってるんだよ。もうちょっと待ってよ。

そう抗議したいがそのような言葉はもちろんまだ知らない。

でも文句を言いたくて唇をちょっと開いた瞬間に母が次のスプーンをすかさずねじ込む。

母は傍にいた別の大人の方を向き、自分の手際の良さを誇るような勝利に満ちた笑みを浮かべる。

私は悔しくて惨めな敗北感を味わっていた。

「はい、もう一回アーンして、アーーン、アーーーン」

もうその手口にはのらないぞ。


あの時の怒りを追体験している自分がいた。

そうか、私もこのヒナ達と同じ目に遭っていたんだ。

デーヴィッド チェンバレン, David Chamberlain, 片山 陽子
誕生を記憶する子どもたち

夢のはざまで・・・

今日もまた夫としょうもないことで口論した
今年のけんか初(ぞ)めかな?

私は今の生活を改善したい
もっとポジティブに・・・
もっとシンプルに・・・
もっと自然の摂理に合った生き方をしたい

心の中のどこかで
「このままの生き方ではいけない」
という声がしている
その声は日増しに強くなっている

もう何年も前から気づいているのに
「気づき」の連鎖が加速してきているのに
ちっとも見通しがつかない現状に
フラストレーションだけが溜まっていく
心だけそわそわして、仕事が手につかなくなっている

同じ志をもつ若者達が
社会起業家 となったりしてどんどん先を越して行った
私は一人置き去りにされたような気分になっている

最大の原因は自分自身にある
エネルギー不足
コミットメント不足
リスクを冒せない
人付き合いが苦手

今の自分はどれ一つとっても起業家や
フリーランスとしての適性に欠ける

自分自身のふがいなさが問題なのに
夫が足かせであるかのように愚痴ってしまう


「要するに君は、ぼくにもういいかげん諦めて外に出て稼いでこい、って言いたいんだろ。」

「いや、そうじゃないって。あんたの収入は初めから全くあてにしてないし・・・」

「僕が稼げなくてどれほど追いつめられた心境になってるか君は全然わかってないだろ。」

「わかってるよ。私だってこの3年間、副収入の道を探してずっと失敗してるんだから。」

「いや、30年間も失敗してる僕の挫折感なんて到底わからない!」

最悪の展開である。
彼の被害妄想と自己保身もかなり重症だが私のコミュニケーション能力の低さにも嫌気がさす。

私は軍資金を早く貯めるために、
質素な生活へと少しずつ切り替えて行くために、
「主夫」である彼の理解と協力が必要なだけなのだ。


「どうして毎週末毎週末、冷蔵庫の中で腐った野菜を発見しなきゃならないわけ?」

「ほんのちょっとじゃないか! 食費なんて切り詰めたってたいした節約にもならないよ。」


「もう赤身の肉は要らないって言ってるのに何でまた買ってくるのよ~、ヘルシーな菜食に切り替えて行こうよって話したじゃん。」

「昨日のはクリスマスのハムの最後の残りだよ。それに赤身のタンパク質をきちんと補うための材料とレシピをまず二人できちんと調べようって言ってるじゃない!」

(だからこっちはそんな余裕ないんだってば・・・料理担当が自分で調べてくれ~)

ポジティブな生活を送ることのために、なんでこんなネガティブで低レベルの夫婦げんかをやってるのか・・・

あほらし・・・

本当は週末に二人で天然酵母パン作りに挑戦してみたり楽しくやっていきたいんだけどなぁ。
最近は衝突ばっかり。

まずコミュニケーション術を学ぶところから始めなきゃいけないかな。

夢までの道のりは・・・遠い・・・

ゆうき ゆう
他人のこころをつかむ心理テクニック